イチゴの魅力 / 活用方法
やっぱりフレッシュ
イチゴ好きでなくとも、イチゴはそのまま食べるのが一番!という方も多いのではないでしょうか?
旬の時期に、よく熟れた大きなイチゴをお腹いっぱい食べられたら・・
それはなによりの贅沢かもしれませんね。
イチゴは実は、平安時代のころからその存在が知られていましたが、
それは「キイチゴ」や「ヘビイチゴ」のような、野生のものだったと言われています。
明治時代になると、日本のイチゴの父と呼ばれる 福羽逸人博士 が陣頭指揮をとって
新しいイチゴの品種開発を行いました。
この開発によって、日本の農産物としてのイチゴ第1号は 1898年 に産まれ、
福羽博士の名前から「福羽」と名付けられました。
現代の、生で食べて美味しいイチゴの品種の多くは、「福羽」がルーツとなっています。
参考リンク
般財団法人国民公園協会 新宿御苑 | 日本で最初にイチゴが生まれた場所は?
たまには手作りスイーツ
フレッシュのイチゴを食べ飽きた・・という人は少ないと思いますが、
イチゴを使ったスイーツも、フレッシュとは違った美味しさや華やかさがあっていいものです。
イチゴのショートケーキをはじめ、イチゴを使った定番のお菓子はたくさんありますが、
たまにはご家庭で手作りのイチゴスイーツを楽しんでみてはいかがでしょうか?
難しい手間がかからず、美味しいレシピをご紹介します!
「いちごのコンポート」
“コンポート”とは、フルーツのシロップ煮です。ジャムとの違いは英語かフランス語かという言葉だけのものだそうで、一般的に同じものとして扱われるようですが、コンポートは形をそのまま残して仕上げるイメージが強いですね。
形がそのまま残っているので、色や姿がとても綺麗です。ある程度保存もできますので、ヨーグルトなどにのっけて食べたらたまりません!!
レシピ
材料
イチゴ : 500g
砂糖 : 100g
水 : 100cc
レモン汁 : 大さじ1/2
1
材料をすべて鍋に入れて中火にかけます
2
砂糖が溶けて全体に混ざったら、弱火にしてアクを取りながら5分程度煮ます
3
火を止めて粗熱がとれたら、冷蔵庫で冷やします
ポイント
グラグラ煮たりかき混ぜすぎると形が崩れてしまうので注意してください
煮る時間はお好みで微調整してください
「イチゴのはちみつ漬け」
はちみつに漬けるだけの簡単レシピです。残ったシロップは紅茶に入れても美味しいです。
火を使わないのでフレッシュのイチゴが持つ栄養素を壊さないので、体にも嬉しいレシピです。
レシピ
材料
イチゴ : 適量
はちみつ : 適量
1
イチゴを洗って水分を拭き取り、ヘタを取ります
2
漬ける瓶をホワイトリカーやウォッカなどのくせのない強いお酒で消毒します
3
イチゴを縦半分やスライスなどの好みの形に切って消毒した瓶に入れます
4
イチゴにかぶるくらいの量のはちみつを入れて蓋をし、冷蔵庫で冷やします
ポイント
冷蔵庫に入れて一晩おくとイチゴから出た水分がはちみつと分離するのでかき混ぜてください
そんなに日持ちはしないので、2~3日で食べられる分量を作った方が良いです
注意
はちみつなので1歳未満の子供には食べさせないでください!!
化粧品にも?
イチゴには、ポリフェノール(植物由来の抗酸化物質)がたっぷり入っていて、近年、イチゴのもつ効果効能が注目を集めています。
アンチエイジング、ダイエット、美白などの効果があるとされ、その成分は、石鹸や化粧品にも利用されはじめています。
美味しく食べて、健康になるだけではなく、美容効果抜群なイチゴ。通年通して手に入りやすく、万人受けするのもイチゴの魅力です。
是非、イチゴで美味しくキレイを目指しましょう!